メールアドレス:jimukyoku@sensei-mark.jp
電話:03-3237-4656
担当:姉川(あねかわ)※下記内容は現時点での概要です。予告なく修正される可能性があります。ご了承ください。
1. 弊会活動の目的
偽造品を販売しないこと、不正商品排除に積極的に活動していることを販売者が自主的に宣誓し、それを実行することで、特にインターネット市場で流通する偽造品を排除しようとする運動を普及させることです。事業者の不正商品排除情報ネットワーク構築を目指します。
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2. 会員の宣誓内容
1 自主パトロールによる情報提供宣言!
会員は、インターネット市場等における偽造品排除活動に積極的に協力します!
なお、寄せられた情報は、当会により、業界での偽造品排除活動に利用するとともに、一定の精査を行った上で、関係機関へ提供することを予定しています。
2 AACD基準で返金宣言!
会員は、第三者機関である「AACD消費者Q&Aセンター」経由での問い合わせに、必ず対応します。万が一、「AACDの基準外商品」を販売した場合、返金、又は、商品の交換対応を行います。
3 消費者対応レベルアップ宣言!
会員は、お客様に正しい商品情報を提供することを宣誓します!
4 特定商取引法の表示内容の確認を徹底!
会員は、特定商取引法上求められる表示内容について、法人登記簿謄本の提出、顔写真付身分証明書のコピー等を宣誓マーク協会に提出し、確認されています。
5 偽造品対策レベルアップ宣言!
会員は、偽造品情報収集体制、人材の教育など常に販売者として、間違いの無い商品をお届けすることを宣誓します!
6 不用意な情報拡散防止宣言!
会員は、偽造品情報の開示は、偽造品の進化を促す効果があることを理解し、不用意に偽造品情報を開示しないよう努めます!
3. 設立の思いとお誘い
正しい商品を販売しようという志のある販売者が、特にインターネット市場に流通する疑わしい商品についての情報を、当会事務局を通じて会員ネットワーク内で情報共有するという、いわば、相互チェックの機能を働かせて、偽造品の流通を減らそうという運動です。
(一社)宣誓マーク協会の会員は、自主的な商品チェックや、第三者機関としてのAACD消費者Q&Aセンターを通じた消費者からの問い合わせに真摯に対応することを宣誓していますから、販売する商品に責任を持つことを表明した事業者です。
自社が販売する商品はもとより、インターネット市場での偽造品の流通を許さないという販売者からの情報が、市場全体の健全性確保に繋がることを信じ、活動を開始いたします。
正しい商品を、責任をもって販売したいという思いで、ネットワークを組む弊会には、中小小売から大手プラットフォーマーまで、事業規模に関わらず広く参加することが可能です。 BtoC市場全体の偽造品排除運動として、多くの方々のご参加を、心よりお待ちしております。
4.事業者の入会のメリット
- 業界の最新の偽造品流通情報が入手できます。
- 消費者との商品の真贋をめぐるトラブルが発生した場合、中立的立場のAACD消費者Q&Aセンターのサポートが受けられます。
- 不安な商品について、事務局を通じて販売前にAACDへのチェック・相談ができます。
- 弊会が提供するカスタマー対応マニュアルを活用することができます。
- 事業の健全性をPRできます。(宣誓マークは入会後、問題が無ければ最短で2ヶ月後に掲示できます。)
- 偽造品排除活動を積極的に行うことで自社スタッフの意識が高まり、事業の健全性が増します。
- 弊会主催のイベントに優先的に参加できます。
- 業界団体として意見を言うために、弊会がとりまとめるアンケート・調査等へ参加することができます。
- 弊会事務局を通じて、偽造品排除の目的で、権利者との連携が可能な場合があります。
- 会員120社が入会することを目途に、保証制度を立ち上げる予定です。(下記をご参照ください。)
5. 詳細
(1)会費
〈会費〉
AACD消費者Q&Aセンター・利用料、ホームページ維持、事務局運営費、広報活動費、不正商品情報利用料、相談対応業務費等
〈将来的に保証制度導入予定〉
会費収入が安定してきた場合、会として保証制度導入を予定。過失に基づき販売した基準外商品販売時の返金費用50万円までを保証する制度。会員企業120社程度にて導入予定。
(2)会員サービス
- 商品の判定サービス(年間<4/1〜翌年3/31まで>12個まで無料。それ以降は@3,000円+税、送料別途)
- お客様からの直接、弊会事務局に送られる商品も上記12個に含む。お客様からの送料は別途。
- 偽造品流通情報随時配信(真贋ポイントは開示せず)※判定依頼による確認でチェック
- 紛争解決サポート(消費者・事業者間)
- お客様との間で発生する真贋問題に関するトラブルを、売り手と買い手の両者にできるだけご納得いただけるような解決を目指して、サポートする。AACDが運営するコールセンター(ADR、ODR機能)を利用して解決できる。
- 偽造品販売時の対応相談
- 将来的な保険(保険会社と協議中)
(3)会員の義務
- 偽造品情報の積極的な提供義務(偽造品情報ネットワーク構築のため)
- 消費者が、第三者機関としての「AACD消費者Q&Aセンター」へ相談してきた場合、対応する義務
- AACD基準を業界基準として捉え、AACD基準外商品販売時の返金義務 ※偽造品と断定できなくても基準外と判断されれば、返金義務
(4)入会資格
- 法人又は古物免許を有している個人であること。
- 事業開始から6ヶ月を経過していること。
- 過去に、不正商品トラブルが発生した際、誠実に対応しており、今後も誠実に対応することが宣誓できること。
- 弊会の定める会員規約(返金基準)に従うことを宣誓できること
- 主たる運営者が変わった場合、必ず、速やかに申告し、改めて入会審査を受けることに同意できること(名義変更ルール)
- 過去の不正商品問題の対応を正直に申告すること(起こしていたことが後日発覚した場合には、会員規約に従って、資格停止となる。)
- 会員規約違反があった場合に、場合により名前を公表されることがあることに同意すること。(公表のルールに別途検討)
(5)活動のスケジュール
説明会
6. 権利者との連携
会員企業からの不正商品疑義情報を商標権利者へ提供するとともに、商標権利者から、不正商品流通情報を会員企業へ通知するネットワークを構築したい。提供する窓口を設け、その内容を精査したうえで会員企業(ここにはAACD会員企業も含まれる)に配信することを予定。
7. 一般社団法人日本流通自主管理協会(AACD)とは
1998年の設立以来24年間、並行輸入・リユース市場における不正商品排除活動を行う業界団体。流通大手、リユース大手企業をはじめ、120社が加盟しており、会員企業間での不正商品排除活動を通じて消費者が安心してブランド品を購入できる健全市場を目指す。また、AACD消費者Q&Aセンターは、法務大臣認証ADR「ブランド110番」の窓口にもなっており、偽ブランド品の消費者相談対応窓口も設けている。AACD会員企業は、協会基準マニュアル等の情報を活用し、自社チェックリストによる事前検品を義務付けられており、不正商品排除活動に精力的に活動している。
8. 問合せ先
一般社団法人 宣誓マーク協会(ACIA)
Anti-Counterfeit Initiative Association
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-2-4 田村ビル4階
メールアドレス:jimukyoku@sensei-mark.jp
電話:03-3237-4656
担当:姉川博